人工乾燥
製材された木材は、その用途によって最適な含水率(木に含まれる水分の割合)まで下げることが必要とされます。その過程で必要となるのが人工乾燥機です。
乾燥機内の温度・湿度・風・時間の組み合わせによってつくられる「乾燥スケジュール」は無限にあります。
針葉樹のなかでも特に割れやねじれの起こりやすい地松の短所を最小限に抑えながら、目標とする水分まで下げるため、経験に裏付けされたオリジナルの乾燥スケジュールによりおよそ2週間かけてじっくりと製材品の含水率を落としていきます。
弊社では地松本来の色艶を損なうことのないよう、中温乾燥(70℃前後まで)と呼ばれる乾燥方式を採用しています。